コンポストを使った土の循環方法

家庭菜園を続けていると、培養土代と「使い終わった土をどうするか問題」が地味に増えていきます。
私も最初は毎回新しい培養土を買っていましたが、コンポストで土を循環させるようになってからは、通常の年は培養土代がほぼゼロになりました。

今回は、実際に使っている容器や管理方法、3回失敗した経験も含めてまとめます。

使っている容器

60リットルのタライ

もともとビオトープとして使っていたものを、そのままコンポストに転用しています。

深さと広さのバランスがちょうどよく、スコップで混ぜやすいのが気に入っています。

ボックス

以前は宅配ボックス代わりに使っていたものです。
蓋が壊れたのでコンポスト用に変更しました。

雨が直接入ると水分過多になりやすいので、上からビニールシートを被せています。

入れているもの

普段入れているのは以下のようなものです。

  • 雑草(根ごと)
  • 野菜くず
  • 麦茶などの出がらし
  • 家庭菜園で時期外れになった株
  • 枯れた野菜
  • 米ぬか

米ぬかは微生物の餌になるので、入れると分解が進みやすくなります。
実際に、入れた後は土の温度が上がっている感じがあります。

米ぬかは精米所でもらっているので費用はかかっていません。
ホームセンターや園芸店でも販売されています。

余談ですが、米ぬかを触ると手がサラサラになります。

病気が出た株は、なるべく入れないようにしています。

虫は多少発生しますが、そのままにしています。
中ではミミズも増えているようで、分解が進むのでむしろ歓迎しています。

管理方法

週1〜2回、スコップで全体を混ぜています。

コンポストは空気が入ることで分解が進みます。
逆に混ぜない状態が続くと、嫌気性発酵になって臭いが出やすくなります。

雨対策をしているのも、水分が増えすぎるのを防ぐためです。

実際に失敗してわかりましたが、

  • 水分が多すぎる
  • 空気が足りない

この2つが揃うと、一気に状態が悪くなります。

3回やらかした

コンポストは最初から順調だったわけではなく、何度か失敗しています。

特に失敗の原因になりやすかったのは、

  • 水分が多すぎる
  • 空気が足りない

この2つでした。

実際に試してダメだった方法も含めて書いておきます。

段ボールコンポスト

最初に試したのは、段ボールを使ったコンポストでした。

通気性は良かったのですが、屋外管理との相性が悪かったです。

ゴキブリが出たうえに、雨で段ボール自体が崩れて失敗しました。

「屋外だと雨対策がかなり重要」というのを、この時に実感しました。

土のう袋コンポスト

次に試したのが土のう袋タイプです。

体力が落ちていた時期だったこともあり、空気を入れるための混ぜ作業が続きませんでした。

さらに、日当たりが悪い場所に置いていたので、分解もほとんど進まず終了。

コンポストは、

  • 定期的に混ぜる
  • 日当たりを確保する

この2つができないと維持が難しいと感じました。

タライとボックスを野ざらしにしていた時期

現在使っているタライとボックスも、最初はそのまま屋外に置いていました。

すると、雨が降るたびに水分が増えて、しばらくすると沼のような状態に。

臭いもかなり強くなりました。

そこで、上からビニールシートを被せて雨を防ぐようにしたところ改善。

今は「雨を入れすぎない」がかなり重要だと感じています。

向いている人・向いていない人

実際に続けてみると、「とりあえず置けばOK」というより、管理との相性がかなりあると感じました。

特に、

  • 混ぜ作業を続けられるか
  • 虫や土に抵抗がないか
  • 日当たりを確保できるか

このあたりで向き不向きが分かれやすいです。

向いている人

家庭菜園をやっている
土を使い回したい
雑草や野菜くずの処分に困っている
週1〜2回の混ぜ作業ができる

向いていない人

定期管理が難しい時期
日当たりが確保できない
虫が絶対に無理

私自身、最初から順調だったわけではなく、かなり失敗しています。

家庭菜園自体も、最初は「最低限だけで始める」状態からでした。

家庭菜園初心者が実際に使った道具:最低限といらなかったもの

その頃にやったことや、不要だった道具は別記事にまとめています。

分解完了までの期間は、正直かなり曖昧です。

毎週混ぜているうちに、気づくと形がなくなっているという感覚に近いです。

使い終わった土は、まず土ふるいにかけています。
その後、広げて天日干しし、日光消毒しています。

冬は2週間ほど干しています。

土ふるいは、ホームセンターで購入した3種類セッえトのものを使っています。

実際に減った費用

コンポストを始める前は、14リットル300円前後の培養土を毎回5袋以上買っていました。

植え替えや土の入れ替えをするたびに追加購入していたので、家庭菜園を続けるほど地味に出費が増えていきます。

土を循環させるようになってからは、通常の年は培養土代がほぼゼロになりました。
実際にどのくらい節約になったかは、以前の記事で年間コストも含めてまとめています。

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完全に新しい土を買わなくなったわけではありませんが、必要量はかなり減っています。

特に、

  • 雑草
  • 野菜くず
  • 使い終わった土

をそのまま循環できるので、「捨てる量」と「買う量」の両方が減りました。

家庭菜園は長く続けるほど土代が積み重なるので、数年単位で見ると差は大きいと思います。

失敗してわかった、続けやすいコンポストの条件

失敗した3パターンは全部、

水が多すぎる
空気が足りない

このどちらかが原因でした。

コンポストは「置いておけば勝手に完成する」というより、水分管理と定期的な混ぜ作業が必要な仕組みです。

逆に、この2つが維持できれば、土を循環させやすくなります。

容器も専用品を買わなくて大丈夫でした。

実際には、

使わなくなったタライ
壊れたボックス
ビニールシート

これだけでも十分回せています。

家庭菜園を続けているなら、まずは家にある容器で小さく始めるくらいがちょうどいいと思います。

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